5回作業療法神経科学研究会学術集会開催のご案内

 

 

5回作業療法神経科学研究会学術集会

 

会長 石岡俊之 (埼玉県立大学)

 

 

この度,201961日(土)に北海道大学学術交流会館にて第5回作業療法神経科学研究会学術集会を開催させていただきますことを御案内申し上げます.

 

本会は,臨床の療法士だけでなく人を対象とした学問の研究者も一堂に会し,互いの利となる経験ができることを主旨として2014年から活動しております.お陰様で臨床の経験を神経心理学や脳科学などの知見から振り返る機会としてまた学び直しの機会として本会の研修会へ参加していただける人が増えてきております.一方で,臨床成果の根拠を示す重要性や必要性は理解されているが,実際に進めるとなると敷居が高いと感じている人が多いこともわかってきました.そこで,今回の学術集会のテーマは,「臨床経験知と科学知の接点を探るー臨床成果につながる研究のススメー」として皆さんとどのようにしたら敷居が下がるかを考える機会にしたいと思っております.

 

今年度も特別講演,招待講演および指定討論を一般演題と併せてご用意いたします.特別講演には,東京家政大学健康科学部リハビリテーション学科教授の鈴木誠先生にお願いしており,対象者への支援(介入)が,どの様な結果を生じまたは予想するのか.何故その結果となるのかを神経生理学の手法を用いた基礎的な研究から臨床家との共同研究を通してご講演いただけることになっております.招待講演には,fMRIを用いた神経基盤の研究から作業療法の実践や教育に関する質的な研究まで幅広く活躍されている首都大学東京健康福祉学部作業療法学科准教授の宮本礼子先生にお願いしております.講演では,先生がどのように研究課題を見つけているのか,どのように臨床実践へとつなげる工夫をされているかも踏まえながら研究を紹介していただきたいと思っております.また,指定討論は,「多忙な臨床現場において研究を行うために」として,日々の臨床疑問を解決するために,臨床成果の根拠を客観的に示すためには,現状ではどの様な支障があるのか,またどうすれば一歩進めるのかを考える機会として設けております.

 

是非とも,本学術集会を日々の業務で感じていることをお互いに話すことができる場としてご活用していただけると幸いです.皆様のご参加,一般演題のご登録をお待ちしております.