作業療法神経科学研究会について

 

理事(五十音順)

石岡俊之(埼玉県立大学 保健医療福祉学部)

伊藤文人(サウサンプトン大学心理学部、日本学術振興会)

稲垣侑士(有限会社 金剛院)

小川圭太(北海道大学病院 リハビリテーション部)

川崎伊織(国立病院機構 仙台西多賀病院 リハビリテーション科

桜庭 聡(北海道医療大学 リハビリテーション科学部)

澤村大輔(北海道大学大学院 保健科学研究院)

吉田一生(北海道大学大学院 保健科学研究院)

 

 

会長

石岡俊之

 

副会長

澤村大輔

 

総務・庶務担当

澤村大輔、桜庭 聡

 

学術集会・研修会担当

小川圭太(学術集会事務局長)、稲垣侑士

 

機関誌担当

石岡俊之

 

広報担当

川崎伊織、吉田一生、伊藤文人

 

世話人

境 信哉(北海道大学保健科学研究院)

 

顧問

吉川左紀子(京都大学こころの未来研究センター)

 

監事

蔵 隆司

 


研究会事務局

〒060-0812

北海道札幌市北区北12条西5丁目 北海道大学大学院保健科学研究院 生活機能学分野

 

 

学術集会事務局

〒060-8648

北海道札幌市北区北14条西5丁目北海道大学病院リハビリテーション科作業療法部門

 

 

 

本研究会の設立趣意

 作業療法学は,International Classification of Functioning, Disability and HealthICF:国際生活機能分類)に基づき,活動や社会参加に必要な機能を解明し,「人の活動や社会参加」を維持・向上または再獲得する手段を生み出す学問分野です.近年,「人の活動や社会参加の学際的研究」を応用・適用した作業療法手段の開発研究をしている研究者や「人の活動や社会参加の学際的な研究」自体を研究主題とした作業療法学を礎としている研究者が活躍しはじめており,学問的な発展が進んでいます.しかしながら,高齢化やメンタルヘルス不調者の増加など,今日の社会が抱える様々な問題に対し作業療法学が十分に応えるためには,更なる学問的な発展が必要であり,この学問的な発展のためには実際に臨床で活躍されている作業療法士と基礎研究者の協働が必須といえます.

 

「人」を対象にした学問領域は多岐に渡り,作業療法学以外にも,神経生理学や行動神経学などの神経科学,心理学,経済学などが挙げられます.とりわけ,作業療法学はこれらの領域で明らかにされた知見を検証・応用する重要な役割を担っていると考えられます.なぜなら,諸領域がもたらす知見を科学的に捉え,応用していく事が,「人の活動や社会参加」における作業療法手法の適切な開発に直結するからです.最近では,各領域の知見や研究手法を融合させた学際的研究により新たな知見が生み出されていますが,作業療法に携わる臨床家・研究者においても,この学際的研究の流れを更に加速させていく必要があると考えられます.

 

作業療法神経科学研究会は,作業療法士の資格をもつ臨床家,大学教員,研究者の有志により,平成26119日に設立されました.本研究会の目的は主に二つあります.一つ目は,臨床作業療法士と作業療法学を礎とした基礎研究者の協働による、基礎と臨床が有機的に結びついた作業療法学を追求していくことです.臨床作業療法士が科学的知見をベースとした作業療法を実践する中でその効果検証を適切にできるようになり,基礎研究者が日々の臨床において何が問題で何が求められているのかを知り,更に本研究会においてそれぞれの活動や思いが還元されることで,更なる協働が期待できます.

 

二つ目の目的は,神経科学や心理学,経済学といった他の学問領域で蓄積されてきた知見・スキルを作業療法学に還元し,臨床応用を目指していく事です.これらの目的を達成するため,本研究会では臨床作業療法士と作業療法学を礎としている基礎研究者,更に神経科学や心理学,経済学といった「人」に特化した学問分野の研究者が一堂に会して率直な意見交換をできる場を提供していきます.更に,それぞれの学問分野において第一線で活躍しておられる有識者による講演会も行っていきます.本研究会が臨床作業療法士はもちろんのこと,「人」を科学する基礎研究者にとっても実りある場となれば幸いです.